2020年12月31日です。なんだかんだ毎年、このブログを書くことを覚えているのならこまめに書けばいいのにと思いますが、一年に一回だからちょうどいいのかもしれません。
毎年毎年、「今年は大変だった」と振り返っていましたが、2020年は世界中が本当に大変な一年となってしまいました。
ただ、私に置き換えてみると、リモートワークが始まったり業界的に大打撃を追ったりと想像を超える事態に見舞われたこともありましたが、精力的に活動しておらず家でのんびり過ごすことが多かったためか、焦らずゆっくり、今ある自分の心と体、そして周りの人たちを大切にしようと、穏やかな心持ちでいられた気がします。
仕事では、新しいプロジェクトを毎月立ち上げて運用したことは良い経験になったし、こんな時期にもかかわらず出張でたくさんの県に行かせていただいたことはとてもうれしかったです。冬の長野~金沢~大阪、夏の宮城、秋の広島~愛媛、冬の静岡。やっぱりこの業界が大好きで、海外の方たちに日本の良い場所を知ってもらいたいって気持ちが強くなりました。来年は状況が少しずつ良くなることを願うばかりです。
音楽もたくさん聴いていた気がします。
Diskoria feat. Dian Sastrowardoyo - Serenata Jiwa Lara (Official Music Video)
間違いなく2020年No.1のヒットはこの曲。
インドネシアン・ポップのヒットメーカーNinoさんのディスコミュージック。
こんな胸をくすぐる音楽がインドネシアで作られているなんてすごくないですか?
MVも最高。インスタでNinoさんに日本人ファンですー!とメッセージを送ってしまいました。
Tiara Andini - Gemintang Hatiku (Official Music Video)
これもNinoさんプロデュースのディスコソング。
ちょっとレトロでオリエンタルで、ジェーン・スーさんあたり絶対好きだと思う。
Nino, Marion Jola - Jam Rawan (Official Music Video)
秋らしいかわいくて涼しげなラブソング。やっぱMVが素敵。
カネボウ KANEBO BRAND CONCEPT MOVIE
ずーっと大好きな渡辺真知子さんの「唇よ、熱く君を語れ」がKANEBOのブランドCMに起用されていて、春先まで何度も聴いていました。
こんなやさしくてなめらかでセクシーな曲が似合う大人の女性になりたいですね。
あ、今年2月から歯列矯正を始めたのも大きな出来事でした。
最初の頃は違和感と痛みで毎日泣いていましたが、気がつけば10カ月。
折り返し地点も過ぎたし、来年春には素敵な口元になっているといいな。
今年夏、初めてMISIAのライブに行ったのも良い思い出です。
チャリティーライブがあると知り、取れたチケットは有楽町の国際フォーラムの最後列。にもかかわらず、Everythingの迫力と声量に圧倒されて涙が止まらず。
ヒプノシスマイク Division All Stars「Hoodstar」
はい、これを語らずに今年のブログは終われません。
おうち時間が増えて、アニメや映画をあれこれ見た中でドはまりしたのがヒプノシスマイク。
こんなにも胸のときめきをくれてありがとう、ヒプマイ…!
ヒプノシスマイク「Bad Ass Temple Funky Sounds」/ ナゴヤ・ディビジョン Bad Ass Temple Trailer
ヒプノシスマイク「あゝオオサカdreamin' night」どついたれ本舗
私はナゴヤとオオサカが好きです。
名古屋へも大阪へも気軽に行ける日はまだ遠そうだけど、歌で想いを馳せ続けます。
ベトナムで観た『打ち上げ花火、上から見るか~』が、夏にテレビで放映されていて懐かしかったです。
ベトナム当時は音楽を聴く余裕がなかったくらい「日本らしさ」に打ちのめされていたけれど、改めて見ると、曲が本当にいい。内容覚えてないけど、とにかく、曲が本当にいい。
YOASOBI「夜に駆ける」 Official Music Video
今年36歳、おばさんの階段を堂々と登っている私ですが、若い人たちのみずみずしい感性で作る曲のパワーは本当に素晴らしいなぁと日々感動しています。
何歳になっても新しい才能に心ふるえる感性を守っていきたいです。
(ところでヨルシカの春泥棒はいつリリースされるんですか?)
ステイホーム期間中、一人暮らしの部屋が大好きすぎて家の時間はまったく苦ではなかったけど、それは45インチのテレビでYoutubeやネトフリを見まくっていたからもあると思います。
星野源さんのライブ映像は何度見ただろう。
2020年、aikoのサブスク解禁~!この曲は、大阪出張中に同行していたマレーシア人の友人とお好み焼き屋さんでたまたま聴いた思い出の曲。
思えば、今年は物理的な移動が制限されていたにもかかわらず、新しい友人や出会いにも恵まれていた一年でした。
でもやっぱり、旅や移動ができないのは、偶然やシンクロニシティを大切する私にとってさみしいし苦しい。
Beyoncé - Love On Top (Video Edit)
たまに街中で流れるビヨンセのこの曲を聴くたびに、なぜかニューヨーク旅行がフレッシュバックされていました。
いつかまたニューヨークに行けるとき、この曲を行きの成田で聴きたい。
誰よりも大切な父が他界し、間もなく丸3年。
今になってようやくこの事実に向き合えるようになって、ふとしたときに涙が溢れることが増えてしまいましたが、胸がえぐられるような悲しみや不安ではなく、大切にされた思い出を慈しんでいるのかな、と思っています。
時々夢に出てきてくれるので、実はそんなにさみしくないです。
「こう生きたい」と想像していたイメージどおりに全くいかなくなってしまった一年ですが、行動することがすべてではなく、行動できないときも心のありようひとつで人生を豊かに過ごせると知ったのは、息つく暇もなく動き続けてきた私にとって新しい発見でした。
仕事やプライベートの出会いを通して、自分がまだ未熟であることも知り、反省しながらも、「人生を知った気でいたけれどそんなことを思うのはずいぶん先のこと」と知れたのも幸せでした。
まだまだやりたいことがある。やりたいと思えることに出会える。
唄と三味線とまじめに向き合いたい、英語をもっとがんばりたい、美しいものに触れたい、いつかまた、海外の、目もくらむような絶景に感動したい。
それが叶うか叶わないかはさておき、そう願う気持ちを持てることも大切なこと。
正直、コロナが発生したばかりの頃は、そんなことを思う余裕がなかったもんね。
仕事はどうなるかなぁ。この会社は大好きだから離れたくないけど、ますます忙しくなりそうな予感…。
あと、いい出会いがあるといいな!切実に!
2021年も、皆さんに楽しいことやうれしい出会いがたくさんありますように。